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お茶の水女子大学における附属高校からの高大連携特別入試について

 お茶の水女子大学は、教養教育の基盤である「基礎・基本」の学力の育成を目的とした、附属高校との高大連携特別教育プログラムを、平成17年度から実施しています。その一環として、本教育プログラムの履修生に対する追跡調査のため、附属高校生を対象とした「高大連携特別教育プログラムに基づく特別選抜(指定校推薦)」を平成20年度入試から実施します(平成19年秋に特別選抜を実施)。

Ⅰ.高大連携特別教育プログラムの概要

 お茶の水女子大学は「社会の諸分野における有為にして教養高き女子を育成」することを学則にうたっています。よりよき社会を作り、文化的創造を導くリーダー的な女性の育成を図るには、基礎・基本に根ざす幅広い教養教育が不可欠のものであり、本教育プログラムはこのような有為の女性を育成するための試みです。
 社会の諸分野をリードする女性の育成のためには、高い専門性とともに、しっかりとした基盤に根ざす「教養」が必要と考えます。このような教養の育成には「基礎・基本」の学力が必要であり、大学進学を前提とした高校生に求める「基礎・基本」とは、いずれ専門の学術に発展するであろう知識や技能のみならず、思考力や判断力、学問研究に対する意欲や熱意といったものも含まれています。本高大連携プログラムは、本学が目的としている女性の「教養」を強く意識し、附属高校と大学の教員の密接な連携により、大学が目的としている教育の基盤となる「基礎・基本」の学力の育成を、積極的に担おうとするものです。
 一方、この「基礎・基本」の学力や「教養」の育成は、将来の進路決定の判断力を養う上でも重要です。高校教育課程への大学教員の参加は、将来の進路の姿をよりはっきりとさせるための材料を与えるとともに、そこから啓発される、高等学校の教科・科目に対する学習意欲や目的意識を育む上でも効果的であると考えています。
 このような目的の下、附属高校、大学教員の密接な連携による次のような教育プログラムを実施しています。

(1) 「教養基礎」教育プログラム:
国語、数学、英語の3教科について、既存の高等学校における教科教育を基本線に、附属高校、大学教員双方の協力により、より深く、幅広い「基礎・基本」の学力の育成をめざすプログラム。
(2) 「選択基礎」教育プログラム:
大学教員が担当し、志望専攻分野に対する興味、関心、意欲を膨らませるとともに、その分野と高等学校における各教科内容との関連を示し、高校の教育課程における学習の意欲付けの啓発を目標とするプログラム。なお、本プログラムの単位は、お茶の水女子大学進学の場合には、入学後、大学の単位として認定される。
(3) 大学の授業の受講:
附属高校生が放課後の時間を利用して、各自の興味関心に応じ、大学における入門的内容を中心とした科目を受講する。より深い教養と幅広い視野の育成が図られるとともに、将来の進路決定のための判断材料を得る機会ともなる。なお、本プログラムの単位は、お茶の水女子大学進学の場合には、入学後、大学の単位として認定される。

Ⅱ.高大連携特別入試の概要

 1年次から3年次を通じて本特別教育プログラムを履修した生徒のうち、お茶の水女子大学進学希望者を対象に、特別推薦枠を新たに設けました。選抜は、本学で行われている特別入試の推薦入試の一環として、附属高等学校長の推薦に基づき、高大連携特別教育プログラムに基づく特別選抜(指定校推薦入試)として行われます。通常の教科、科目の学習成績、本特別教育プログラムの成績・評価、及び口述試験等によって、資質、能力、意欲などの多面的な評価を行い合否を決定します。
 なお募集人数は、若干名(10名程度)です。

高大連携7年間特別教育プログラムおよびその教育効果に関する研究プロジェクトの概要
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