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平成29年度AO入試(新フンボルト入試)の実施状況について

2017年2月15日更新

お茶の水女子大学では、平成29年度入試(平成28年度実施)から、従来のAO入試のしくみを大幅に改革し、受験生の資質を丁寧に見極める手間暇かかったユニークな新型AO入試(=新フンボルト入試)を始めました。そして、平成28年9月24・25日に一次選考を兼ねるプレゼミナール、10月15・16日には二次試験を無事終了しました(新AO入試の詳細は、プレゼミナールパンフレット等の別掲の諸資料をご参照ください)。

プレゼミナール二日間の参加者はのべ489名、初日の各セミナーの受講者は全部で358名(AO受験者197名[1]、AO受験者以外161名)でした。文系二日目のプログラムには、図書館情報検索演習に76名、生物学科のポスター発表・研究相談会に38名が参加し、高校教員の見学者は計17名でした。

プレゼミナール終了後、参加者(AO受験者含む)を対象としたアンケートを実施しました(回収率97%)。概ね参加者の満足度は高く、参加者のほぼ全員が「全体的に満足できるものだった」と回答しており、同様に98%が「ほかの人にも勧めたい」と回答していました(「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」を含む、図1~4)。内容についても9割以上が理解できたと回答しており、難易度の高い内容ながら、セミナー担当教員の説明を9割以上が分かりやすかったと回答していました(「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」を含む、図5~8)。

プレゼミナール終了後、志望理由書・活動報告書・外部外国語検定試験の成績などの出願書類、およびプレゼミナール終了後のミニレポートを総合的に評価して一次選考を行いました。その結果、文理合計83名が一次選考を突破し、二次試験(文系は「図書館入試」、理系は「実験室入試」)に臨みました。文系「図書館入試」では、1日目は本学附属図書館で図書等を自由に参照しつつ課題についてのレポートを作成し、2日目はグループ討論と個別面接を実施、また理系「実験室入試」では、それぞれの学科の特色を生かし、自主研究課題のポスター発表、あるいは実験・実験演示や実験データをもとにした考察、といった丁寧な選考が行われました。いずれも、受験生がこれまで高校生活の中で行ってきた活動や学習の成果や、思考力、探求力、コミュニケーション能力といった、これまでのペーパーテストでは測定することのできない側面についても、評価の対象とするような入試を行いました。試験終了後のアンケートでは、9割の参加者が「このAO入試に挑んだことは、今後の勉学にとって、とても有益だった」と回答しました(「図書館入試」受験者のみの集計、図9)。

二次選考の結果は10月24日に公表され、最終的に20名が合格となりました(文系11名、理系9名〈数学・情報・人環 各2名、物理・化学・生物 各1名〉)。また11月12日にはAO合格者を集めての研修会を、大学祭(徽音祭)に合わせて開催し、入学までの気構えと今後の入学前教育についての説明等を実施しました。

20名の合格者のみなさんには、新AO一期生としていい意味で「尖った」才能を、入学後の学習のなかで大いに発揮してもらいたいと思います。そして、次年度も多くの人に、この風変わりな、でも受験することで「何かをえられる」入試にトライして欲しいと願っています。

2016年度 プレゼミナール受講状況
9月24日 9月25日
セミナー番号 (担当者・学科) 参加者数(高校生) 図書館情報検索演習
1 (三浦謙) 27 午前の部 38
2 (三浦徹) 38 午後の部 38
3 (伊藤さとみ) 40 76
4 (小林誠) 31
5 (伊藤亜矢子) 45 生物学科プログラム 38
A (人間・環境科学科) 13
B (食物栄養学科) 77
C (数学科) 16

プレゼミナール2日間の参加者は、のべ489名
(両日参加者をダブルカウント)
初日 各セミナー受講者 358名
(AO受験者197名、非AOの受講者161名)
2日目 図書館情報検索演習 76名
生物学科ポスター発表・相談会 38名
高校教員見学者 17名(2日目 計 131名)

D (物理学科) 6
E (物理学科) 2
F (化学科) 21
G (生物学科) 10
H (生物学科) 10
I (情報科学科) 22
358



[1]平成29年度AO入試出願者の総計は198名。うち文系出願者は113名、理系出願者は85名(食物栄養33、化学15、情報科学10、数学9、物理7、生物6、人間・環境5)。

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